「じっと座っていられない」「すぐ気が散ってしまう」そんなお子さんを見て、「小学校の授業についていけるかな?」と、将来を心配する保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、遊びながら集中力が自然と身につくボードゲームです。楽しい時間の中で「考える・選ぶ・やり切る」といった体験を重ねることで、幼児でも集中力の土台づくりが期待できます。
本記事では、ボードゲームが集中力を伸ばす理由や幼児向けのゲームの選び方、おすすめのゲーム7種類を紹介します。
お子さまの「夢中になれる力」を伸ばしたい保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
※注:本記事でいう「ボードゲーム」は盤を使うゲームだけでなく、カードゲームやサイコロゲームなど、卓上で遊ぶアナログゲーム全般を指します。
ボードゲームで幼児の集中力は本当に伸びる?その理由とは

幼児は「見るだけ・聞くだけ」の受け身の活動では集中が続きにくく、すぐ飽きてしまいます。しかし、手指を使う活動は脳を活性化させることが分かっており、集中しやすい状態に切り替わると言われています。
ボードゲームの持つ、幼児の集中を引き出す要素は以下のとおりです。
- コマを動かす・カードをめくるなど手を使う操作が多い
- 自分で選ぶ・考える場面があり、やりたい気持ちが湧きやすい
- 「見る・聞く・考える・動かす」がセットで飽きにくい
楽しみながら自然と集中できるボードゲームは、幼児の集中力を育てる遊びとして相性の良い方法といえるでしょう。
集中力アップを目指す|幼児向けボードゲームの選び方

幼児(4〜6歳)がボードゲームを楽しみながら集中できるかどうかは、ゲームの内容がとても大切です。
ここでは、初めての家庭でも失敗しにくいボードゲームの特徴4つを紹介します。
ルールが簡単で、直感的に遊べる
幼児はまだ抽象的なルールを理解しづらいため、「見ればわかる」「試せば遊べる」くらいのシンプルなゲームがおすすめです。
ゲーム前の準備や説明が少ないものほど、遊びへスムーズに入りやすく、集中力も途切れにくくなります。
1回のプレイが短い(5〜10分程度)
一般的に、幼児の集中力は5分~10分程度と言われています。そのため、長時間のゲームは途中で飽きてしまい、席を立ってしまうことも少なくありません。
一方、短いゲームなら最後まで遊び切りやすく、「もう1回やりたい」と座って集中する時間をくり返しやすくなります。
文字が読めなくても遊べるデザインである
幼児は読み書きがまだ発達途中のため、色・形・イラストで判断できるゲームのほうが楽しみやすいです。
絵合わせや、色・形を手がかりに勝負するタイプのゲームは理解しやすく、「できた!」という達成感につながりやすい点でもおすすめです。
大人も一緒に楽しめる難易度である
意外と見落とされがちですが、大人が楽しめるかどうかも大切なポイントです。
親子で笑いながらプレイできる、ほどよく頭を使うタイプのゲームであれば、「一緒に遊ぶ習慣」が自然にでき、結果的に子どもの集中力も育ちやすくなります。
幼児の集中力UPにおすすめのボードゲーム7選

ここでは、以下の条件で選んだ、おすすめのボードゲーム7つを紹介します。
- ルールが簡単で、直感的に遊べる
- 1回のプレイが比較的短い
- 文字が読めなくても遊べるデザイン
- 大人も一緒に楽しめる
それぞれのゲームについて、内容や対象年齢もまとめていますので、ゲーム選びの参考にしてみてください。
①ねことねずみの大レース(HABA)
ネズミがチーズを集めながらゴールを目指すすごろくゲームです。後ろからネコが追いかけてくる仕掛けがあり、ハラハラしながら進むのが魅力です。サイコロを振って進めるだけのシンプルなルールなので、ボードゲームが初めての幼児でもすぐに楽しめます。
- 対象年齢:4歳〜/プレイ時間:20〜30分/人数:2〜4人
ネコに追いつかれないようにと、自分の番に集中する力が自然と育つゲームです。
②果樹園ゲーム(HABA)
カラスが果物を食べに来る前に、みんなで協力して収穫する人気のボードゲームです。サイコロの色に合わせて果物を集めるだけなので、文字が読めなくても遊べるのが特徴です。協力型のゲームなので、親子で「がんばれ〜!」と盛り上がりやすく、達成感も共有できます。
- 対象年齢:3歳〜/プレイ時間:10〜15分/人数:2〜8人
色で判断するだけの直感的な操作で、短い集中を無理なく積み重ねられます。
③パカパカお馬(HABA)
2つのサイコロを振り、「馬を進める」か「道具を集める」かを選びながら進むすごろくゲームです。道具が全て揃っていないとゴールできないため、どちらを優先するかの判断が子どもの思考力を刺激します。
- 対象年齢:3歳〜/プレイ時間:10〜15分/人数:2〜4人
かわいい馬コマと、シンプルな流れで最後まで飽きずに遊べる構成です。
④どうぶつしょうぎ(幻冬舎)
ライオン・ゾウ・キリン・ヒヨコの4種類の駒を使う、将棋の入門ゲームです。駒に動く方向が描かれているため、文字が読めなくてもルールを理解しやすいのがポイントです。短い対局の中で「どう動かす?」と考える習慣が育ち、集中力も自然と伸びます。
- 対象年齢:4歳〜/プレイ時間:5〜10分/人数:2人
1手1手を考える“静かな集中”が身につきます。
⑤ナンジャモンジャ(すごろくや)
不思議な生き物「ナンジャモンジャ族」に名前をつけ、同じカードが出たらその名前をいち早く叫ぶゲームです。クセのあるキャラに自由な名前をつけられるので笑いが起きやすく、家族で盛り上がれます。
- 対象年齢:4歳〜/プレイ時間:15分/人数:2〜6人
名前を覚えて素早く反応するため、記憶力と瞬発力が同時に鍛えられるゲームです。
⑥ハリガリジュニア(メビウス)
カードに描かれた果物の数が条件に当てはまったらベルを鳴らす、観察力と反応力のゲームです。「絵柄を見る→判断する→ベルを鳴らす」という流れがシンプルで、幼児から高齢者まで盛り上がれるのが人気のポイント。
- 対象年齢:4歳〜/プレイ時間:10〜15分/人数:2〜4人
「今何個?」と絵に集中する必要があり、観察力が自然に鍛えられます。
⑦ドブル(Asmodee)
2枚のカードの中から同じ絵柄を探して叫ぶ、反応スピード系カードゲームです。絵を見るだけで理解できるため、ルール説明がほぼ不要です。何度でも気軽に遊べるテンポの良さが魅力です。
- 対象年齢:4歳〜/プレイ時間:10〜15分/人数:2〜8人
一瞬で絵柄を見分ける必要があり、短い集中をくり返すゲームです。
子どもの集中力が伸びる“親の関わり方”

幼児がボードゲームに集中できるかどうかは、ゲームそのものだけでなく、親の関わり方でも大きく変わります。
ちょっとした声かけや遊び方の工夫が、子どもが「もっとやりたい!」と思う時間を自然に増やすポイントです。
ここでは、おすすめの関わり方3つを紹介します。
教えすぎない
幼児は、自分で考えたり試したりしている時にいちばん集中します。勉強のように教え込んだり、大人が先回りして口を出しすぎたりすると、集中が切れやすくなることも。
ポイントは以下のとおりです。
- うまくいかなくてもすぐに正解を言わない
- 求められる前に、どうしてそうなったかの説明をしない
- ゲームの進行スピードは子どもに合わせる
「まずはやってみよう!」と見守る姿勢が、集中力の育つ土台になります。
勝ち負けより「過程」をほめる
幼児は、結果よりそれまでの過程や挑戦を認められることで次に向かう意欲が生まれます。
大切なのは、考えたこと・挑戦したことを具体的にしっかりほめることです。
具体的な声かけポイントは以下のとおりです。
- 「よく考えて色を選べたね!」
- 「その発想、おもしろいね!」
- 「最後まで座ってゲームがやり切れたね!」
自信が積み重なることで、集中力の土台が育ちます。
親自身が楽しむ姿を見せる
幼児は、大人の表情や空気感をとてもよく見ています。親が「おもしろい!」と感じていると、子どもは自然とゲームに集中しやすくなります。
ポイントは以下のとおりです。
- 笑う、驚く、悲しむなど、リアクションを見せる
- 勝ち負けにこだわりすぎない
- ゲームの時間を「楽しさの共有時間」にする
こうした共に楽しむ姿勢が、遊びを長く続けるいちばんの秘訣です。その結果、幼児の「やりたい」「夢中になれる」気持ちが自然に育ち、集中力もぐんと伸びていくでしょう。
まとめ:お気に入りのボードゲームで幼児の集中力を楽しみながら伸ばそう

今回は、ボードゲームが集中力を伸ばす理由、ボードゲームの選び方からおすすめの種類、効果的な親の関わり方まで紹介しました。
ボードゲームは、楽しみながら短い集中をくり返すことができ、幼児期にとても適した遊びです。「考える」「決める」「最後までやり切る」など、ゲームの中で育つ力は、そのままこれからの学びの土台になります。
将来、「遊びで育った集中力を学習面でも活かしたい」と考えるご家庭には、そろばん教室がおすすめです。数の理解、指先の操作、コツコツ取り組む姿勢など、幼児が身につけた集中力をそのまま伸ばしていくことができます。
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お子さまが楽しみながら集中できる「遊び」と「学び」をうまく組み合わせて、無理のない形で集中力を伸ばしていきましょう。
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